穂久彩の裏側

意味のない惰性のミーティングや朝礼ほど無益なものはないと思います。
参加したくなるミーティングを穂久彩は目指しています。

現段階での穂久彩のミーティングの意義
・自分のプラス全開オーラをスタッフ全員に伝導し、
　スタッフからももらう。
・１ヵ月前と自分が店がどう成長したか全員で確かめ　合う（目標をきっちりクリアできたか）
・できなかった原因と理由を明確にし、次こそクリア　する
・店の団結力を深める
以上四点を重視してます。

ちなみに前回のミーティングでの目標

一、しっかりと挨拶のできる日本人となろう
一、正しい敬語を使える日本人となろう
一、きっちりとした服装で仕事をしよう

クリアできたのは
「きっちりとした服装で仕事をしよう」でした。
正しい敬語もほとんどの人がクリアできてたのですが、少数の人がまだできていないので不合格。
「挨拶」に関しては挨拶自体はできているが、元気よく挨拶できていないので不合格。
全員で評価した結果です。

全員で話合いできなかった理由を考えました。

「ルール」というものをつい受動的に捉えてしまうと思うのですが、「ルール」とは能動的で自分のためにあるものではないでしょうか。
「武士道」は武士達が力ある権利を乱用しないように自然と自分達で作っていった美しき自分達のルールというようなことが本で書かれていました。

これぞ日本の美学！

穂久彩のルールを武士道の域まで昇華させたい！って感じたりしています。

次は目標を自分達の意思でしっかりとクリアし、みんなで立派な人間になっていきたいと思います。

【京の川床弁当】

京の清流をイメージしたこのお弁当は写真のとおり、鮎が一匹まるまる入っているお弁当。沢蟹も鮎の上に乗っかってます。

見た目から想像できるように手間かかるお弁当です。

「のぼり串」「化粧塩」もしっかりと練習しました。

練習した魚は食べました。

お客様の声で「うちの子供があの沢蟹が大好きなの」
と言われました。なかなか味のわかる粋な子供だと感じました。

これからも粋な心意気の粋なお弁当を作っていきたいと思っております。

穂：米にこだわる

美味しいお弁当作りのために米にこだわっています。
穂久彩のお米は京都の京北というところで育てられた低農薬米を使用しています。
時々遊びに行くんですが、とても癒されます。自然がいっぱいの田舎で空気が美味しいところです。
ちなみに写真は米屋さんの社長です。この日も農家で取れた加茂茄子を「食べてみて」とプレゼントしてくれました。
一度スタッフと一緒に農作業一日体験を企画したいと思っています。

最近正しい敬語を使うことができない日本人が増えてきているということなので穂久彩では正しい敬語を使えるように練習しています。

改めて自分達が使っている言葉を見直してみるとけっこう間違って使っていることに気づかされました。

【よくある間違い】

①よろしかったでしょうか。という過去形

②ご注文のほうをお願い致します。

③○○円からお預かり致します。

【正しい敬語】

①「よろしいでしょうか。」

②「ほう」はいらない

③「から」はいらない

まだまだしっかり話すことができていないかもしれませんが、みんな電話の側に置いてあるカンペを見ながら頑張ってます。
その姿を見ると少し「おまえらかわいいやん」とか思ってしまいます。

穂久彩から巣立っていく若者が正しい日本語を使うことができるようにこれからも勉強していきます。

最近魚の三枚おろしができない主婦や包丁が使えない主婦が増えてきていると聞きます。
スーパーなどでもすでに加工してある食材が売られているので仕方がないことだと思いますが、「刺身が泳いでいる」と思っている子供もいるとか聞きさすがに驚きました。
自分達が食べているものの原形くらいは理解しておかないと食べられているほうもかわいそう。。。

穂久彩のアルバイトスタッフには包丁を学んでもらい、魚や野菜を切ってもらっています。
いくら便利なものが増え、効率的になっていったとしてもやはり自分達が頑張って作ったものを美味しく食べてもらう喜びがあるからこそ外食やってる意味がある。